高齢の家族がエアコンを上手く使えないことで、「真夏、真冬が心配」と困っている方が多いようです。
我が家では祖母(91歳・独居)の安全のために、『 SwitchBotハブ2 』を使って温度管理の自動化 をしています。
本人が快適で、家族も安心な仕組みづくりができています。
高齢者のエアコン「危険なあるある」3つとSwitchBotでの対応
私がケアマネさん・ヘルパーさんと話していても、次の3つは本当に「危険なあるある」です。
本人は平気だと思っていても、猛暑では命が危険という状況が起きます。
また、その「あるある」にに合わせた 「SwitchBot 」での対応策もご紹介します。
1.「もったいない」からエアコンをつけない
電気代を心配して我慢してしまう世代感覚。
→ SwitchBotで「〇時〜〇時は必ずON」「室温〇℃以上/以下ならON」など、季節や本人の好みに合わせたルールを設定。
2.暑さ・寒さを感じにくい(感覚が鈍くなる)
本人は平気でも、実際の室温は危険域ということがある。
→ SwitchBotで温度、湿度を数字で見える化して、家族側が気づける仕組みを作る。
3.操作の概念があいまい
「運転/停止」、「冷房/暖房/除湿」の切り替えが難しく、結果として真夏に暖房をかけてしまったり、暑くて温度を下げ続け冷房18℃にしてしまうなど極端な設定になることも。
→ SwitchBotで、自身や家族のスマホから遠隔で操作や確認できる環境になる。
もし操作ミスがあってもアプリが制御するので安心です。
SwitchBotってなに?
簡単に言うと、「家電のリモコン操作をスマホや声でできるようにする仕組み」です。
高齢の家族がリモコン操作で困っていても、離れている家族がスマホから操作してあげられるのが一番の強み。
我が家で使っている組み合わせ
SwitchBotハブ2
赤外線リモコンを登録すると、スマホから操作可能に。
エアコンのほかに、扇風機や照明、空気清浄機、自動のブラインドなど様々な電子機器の操作が可能に。
温湿度計については今の情報だけでなく、過去の温度の時間ごとの変化がアプリで確認できる。
スマホアプリ(家族のスマホ)
アプリを入れておくと、私や家族のスマホからでもエアコンの操作や室温チェックができる。
その他
Wi-Fi環境が必須
設置する家にWi-FiがあればOK(ハブがインターネットに繋がる)。
設置すれば複数の場所の見守りが可能
スマホ1台で多拠点管理可能
SwitchBotハブ2を見守りしたい箇所それぞれに用意すれば、多拠点の見守りが可能に。
「祖母宅:26℃」「自宅:25℃」のように、家ごとの環境がひと目で分かるのでとても便利です。
私が利用しているのは、「独居の祖母の寝室」と「自宅のペットがいるリビング」の2か所のエアコンが主です。
祖母宅では熱中症・低体温対策、自宅では留守番しているペットの暑さ・寒さ対策に。
自宅に導入する前は、外出中にその時期にしてはかなり高温になる日があり、自宅のペットが心配で、急いで帰宅することがありましたが、今ではペットの適温に設定しており、それでも気になったらすぐにスマホで確認できるので安心です。
自宅のロボット掃除機も設定できるので、外出中に電源オンにして掃除ができるのも便利です。
使ってみるとわかるのですが、かなりの電子機器の操作がスマホからできるので驚くと思います。
自動化の設定方法
SwitchBotアプリで「シーン」を作成し、条件を設定できる
例を挙げると、
・室温が29℃以上 の場合、エアコン「冷房27℃でオン」
・室温が18℃以下の場合、エアコン「暖房オン」
などです。難しいコード入力などは不要なので扱いやすいと思います。
Wi-Fi環境は必須
祖母宅も自宅もWi-Fi(インターネット)環境を導入
ハブ2は電源とWi-Fiに接続するだけ
設定さえ終えれば、外出先からも操作・温度確認ができます。
導入後の安心感
祖母がリモコンを誤操作してもアプリが守ってくれる
夏の熱中症・冬の低体温のリスクを自動で回避
複数の家や部屋の見守りが可能(増やすことも簡単)
ペットも快適な温度で留守番できる
「もしもの時」に駆けつけるより、事前に快適温度をキープする方がずっと安心です。
まとめ
SwitchBotハブ2は、高齢者が独居する家の温度自動制御や、ペットのいる家庭の多拠点見守りを実現します。
祖母の安全とペットの健康、どちらにも役立つ “家全体の見守り係”。
スマート家電の中でも特に導入して良かった製品です。
今後もう一人の祖母や自分の両親の室温管理が不安になった場合は、さらに増やしていきたいと思います。
高齢者宅にWi-Fi環境がない場合もあるかと思うので、環境を整える前にまずは自宅で試してみるのも手だと思います。
自宅で使用、テストしてみて良ければ、必要な場所へ設定しなおしてみてください。