置き型ポットと電気ケトル、どちらが安心?
高齢者の生活の中で、安全にお湯を使うことは大切なポイント。
祖母宅では、お茶やインスタントスープやお味噌汁用に電気ポットを導入しました。
最近の商品はお湯の温度調節機能があり、用途に合わせた温度にできることもおすすめポイントです!(白湯には40~50℃、煎茶には60~80℃、紅茶やコーヒーは90~100℃など)
ここでは、置き型ポットと電気ケトルそれぞれの特徴と選び方をご紹介します。
置き型ポット(電気保温ポット)
特徴
本体を持ち上げずに、ボタンを押すだけで注げる
たっぷり容量(2〜3L)を保温する機能がある
メリット
高齢者が重いポットを持ち上げる必要がない
沸かしたお湯を温かいまま保温しておくことが可能なため、白湯やお茶に便利 1日に何度もお湯を使う家庭に向く
一度にたくさんの量が沸かせるので、家族や来客が多い場合に便利
注意点
常に電源を入れるので電気代はやや高め
重い水を入れるときは家族やヘルパーさんのサポートが必要な場合も
こんなご家庭におすすめ
1日を通してお茶・白湯を何度も飲む
一度に沸かす量が多い
高齢者が自分で注ぐ機会が多い
✅ 例:象印の「電気保温ポット」など
(リンクを挿入予定)
電気ケトル(注ぐタイプ)
特徴
必要な時にその場で使い切るための少量のお湯を沸かす
メリット
沸くのが早い
軽量で場所を取らない
軽量なため、ケトル内の清掃が楽
使用後はコンセントを抜くだけで安全
お湯を沸かすのにかかる電気代は、電気ポットよりも低い傾向
おしゃれなデザインの商品が多い
注意点
持ち上げて注ぐ動作が必要なため、手首が弱い方や握力がない方には不向き
量を沸かすと重くなる
我が家ではこちらを使用中
ヘルパーさんが都度沸かして注いでくれるので、軽くて扱いやすいケトル型が合っています。
✅ 例:ティファール「電気ケトル」など
(リンクを挿入予定)
選び方のポイント
持ちやすさ・注ぎやすさ:握力が弱くても扱えるか、安全に持ち上げられる重さか
安全機能:自動電源オフ(空焚き防止)、転倒防止、二重構造で火傷防止、蒸気レス機能など
温度調節機能の有無:熱湯以外にお茶に向いた温度などの設定できる(40・60・100℃など)
※調節機能の有無だけでなく、調節段階の数も製品により異なります。多いものは8段階程。
容量:一人暮らしなら0.8L前後、複数人なら2L以上
まとめ
1日中温かいお茶を飲みたい、一人暮らしの高齢者、手首が弱い人 → 置き型ポット
少量をサッと沸かしたい方、ヘルパーさんなどサポートあり → 電気ケトル
家族構成やライフスタイルによってどちらの方が使いやすいかが変わってきます。
迷う場合は、家族の使い方に合わせて2種類を併用するのも◎
火を使わない電気ポットなら、高齢者だけでなく小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
安全で快適な電気ポットやケトルをぜひ取り入れてみてください。