高齢者の暮らしに「火を使わない安心」を

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孫の私が体験から学んだ安全対策

軽度認知症の祖母が独居する中で、火のある生活の危険を強く感じました。

ここでは実際に行った対策と、役立ったアイテムをご紹介します。

ガスコンロをやめて電気へ

以前、祖母宅が焦げ臭く感じ、台所を探してみると焦げた鍋が大量にシンク下から出てきました!

煮物をして鍋を何個も焦がしてしまい、自身が忘れっぽくなったと落ち込んで、私たち家族に隠したかったようです。

火事の危険があったことを知り、早急に対応しようと思いました。

ただ、料理好きの祖母からコンロを急に奪うことは難しく、安全に使用できるものがないかと考えました。

鍋を焦がしてしまった原因

・耳が遠くタイマー音が聞こえない

・タイマーをかけても、なぜタイマーをかけたか忘れて止めてしまう

・焦げ臭いのに気付かない

IHコンロに変更

自動タイマー付きで、火を使わず安心安全!

操作も比較的に安易で、機械の苦手な祖母でも使えるようになりました。

※シールや油性ペンでよく使うボタンに印を付けました。

導入して良かったこと

・料理の失敗が減り、自信が戻った。

・料理が続けられることで献立を考えるので、ちょっとした脳トレになっている。

✅ 例:パナソニック IHクッキングヒーター

(リンクを挿入予定)

電子レンジの活用

冷凍総菜や弁当、パックごはんの活用

祖母は「こんなに簡単に美味しく食べられるの!?」と感激していた。

IHコンロでの調理が厳しくなった場合は、電子レンジのみにすることも検討する。

電気ポット(ケトル)も活躍

お茶やインスタント味噌汁に欠かせないお湯は電気ケトルで沸かす

ガスを使わず、沸騰後は自動オフなど安全機能で安心

✅ 例:象印 電気保温ポット

(リンクを挿入予定)

電気ケトル、電気ポットの違いは こちら をご覧ください。

仏壇の火を「電気」に

仏壇のろうそくや線香は、毎日の習慣として欠かせないもの。

しかしマッチやライターは火災のリスクが大きい

また、チャッカマンは安全装置が固く、高齢者には扱いづらい

電気ろうそく・電気線香へ切り替え

「田中角栄邸が仏壇火災で焼失した」という実例を伝え、ケアマネさんにも協力してもらい説得

火事は自宅だけでなく近隣にも被害がでる、というと「人に迷惑をかけたくない」という気持ちから火を扱うことをやめる決め手に。

最初は「本物の線香じゃないと」と言っていたが、慣れると気にならなくなった様子。

※来客時も「安全のため」と説明して、おりんだけで参拝してもらっています。

✅ 例:LEDろうそく・電気線香セット

(リンクを挿入予定)

まとめ

・火を使わない調理・お参りが、高齢者と家族の安心につながる

・電気調理器やLED仏具は、見た目も自然で使い勝手◎

・介護中の方や離れて暮らす家族へのプレゼントにもおすすめ

火の不安を減らすことで、家族も高齢者本人も毎日をより穏やかに過ごせます。