お祝い事など親戚、家族が集まるとき、お店選びに迷っていませんか?
高齢者のいる席はどんな食事、どんなお店がいいのか、私の経験を書いてみようと思います。
食事内容・食材の工夫
おすすめは和食
無難で安心なのはやはり「和食」。
基本的に味付けがやさしく、高齢者の食べなれたもの、口に合うものが多いと考えられます。


考慮が必要な食材・注意点
刺激物…香辛料、スパイス
生もの…高齢者は抵抗力が低いので、食べて問題がないのか体調を要確認
硬い食べ物…歯の状態によっては硬いものが食べられないことも。
喉ごしが悪いもの…飲み込む力も弱いことがあるので注意
全員のアレルギー確認
アレルギー…参加者全員に事前確認が必要
お店への連絡
配慮が必要なことを先に伝えると安心。
高齢者参加の旨を伝えると食事内容や座席の位置など、考慮してくださることも。
また、何の会、集りなのか伝えておくと会に合わせた対応(ケーキやお祝いの食事など)をしてくれるお店もあります。
どんな席がよいのか?
掘りごたつ、お座敷は足腰の不自由な方には難しいことも。
祖母は膝の曲がる角度が浅いので掘りごたつに足を入れること、出ることが困難に。
お手洗いに行きたい時、すぐに出られずに本人の不安要素になる。
椅子とテーブルの席
靴を脱ぐのが困難でなければ、お座敷に椅子とテーブルの席も最近はよく見かけます。
椅子に肘置きがあると座っている時に安心感があり、立ち上がりも楽になる。転倒リスクも減るのでオススメ。
ソファ席など、座席が柔らかすぎると立ち上がりで踏ん張りがきかず、立ち上がり難いことも。
その他
車椅子の場合はバリアフリーなのか
駐車場の近さ
お手洗いに手すりなどがあるか
上り下りが必要な段差の有無
空調について
体の温度調整が難しくなって冷えを感じることも。上着やブランケットの用意があると安心。私は寒がりな祖母のために冬は電気湯たんぽ持参で行きました。
たまには非日常な食事も、、、
目の前で調理を楽しめる鉄板焼き(ステーキや海鮮)や、高級な中華料理店、ホテルのレストランなどは、いつもと違う非日常な食事で喜ばれる場合もあります。
私の祖母は、白寿のお祝いで人生初の鉄板焼きを堪能し、今でも嬉しそうに写真を見返しています(笑)
食べられる食事なのかと、体調の確認はしっかりとしましょう。
まとめ
高齢になると、外出や外食が難しくなり、本人も億劫になることがあります。
だからこそ、限りある時間を大切にして、みんなで楽しく安全に食事できる環境を作ることが大事です。
ちょっとした配慮が、安心と楽しさにつながります。