ショートステイというと、
「介護をする家族が疲れた時に利用するもの」
「一人で過ごすのが心配な時に泊まってもらうもの」
というイメージが強いかもしれません。
もちろん、家族が少し休むために利用することもありますし、怪我や体調面に不安がある時に利用することもあります。
でも今回、わが家では少し違う理由でショートステイを利用することにしました。
家族が無理なく祖母に会える時間をつくるためです。
ショートステイを利用する理由は家庭によって違う
これまでわが家では、祖母が怪我をした時など、一人暮らしを続けることに少し不安がある時にショートステイを利用したことがありました。
介護をする家族が仕事や用事で対応できない時や、少し休みたい時に利用する方法もあると思います。
本人にとっても、いつもとは違う場所で人と話したり、食事をしたりすることが気分転換になる場合もあります。
今回改めて感じたのは、ショートステイを利用する理由は一つではないということでした。
祖母の家に「みんなが集まる」のが難しくなってきた
祖母の家は、親戚みんなが気軽に集まれる環境とは言いにくいところがあります。
暑い時期は家の中で快適に過ごせる場所が限られ、家のつくりも含めて、親戚みんながゆっくり過ごしやすい環境ではありませんでした。
また、祖母は昔から人が来ると「何かおもてなしをしなくては」と気を遣うタイプです。
でも年齢を重ね、以前と同じように準備することは難しくなってきました。
部屋の様子を見られることを気にしたり、長時間の来客に疲れてしまったり。
会いたい気持ちはあっても、「自宅に人を呼ぶこと」そのものが負担になっている部分もあるように感じます。
そこで今回は、
「みんなが祖母の家に集まる」
のではなく、
「家族が会いに行きやすい場所で、祖母に数日過ごしてもらう」
という方法を考えました。
元気な姿を、近い記憶に残しておきたい
今回ショートステイを利用しようと思った理由には、もう一つあります。
最近、高齢の親族との別れがありました。
その時、「もっと会いに行けばよかった」「最後に会ったのはいつだっただろう」と後悔する家族の姿を見ました。
もちろん、亡くなる前に会えていたからといって寂しくないわけではありません。
それでも私は、元気な姿や話した時間が比較的新しい記憶として残っていることで、後から感じる後悔が少しだけ軽くなることもあるのではないかと思っています。
仕事や子育て、それぞれの生活があると、「また今度会いに行こう」と思っているうちに時間が過ぎてしまいます。
だからこそ、みんなが比較的予定を合わせやすい時に、会える環境をこちらからつくってみることにしました。
本人はやっぱり「家がいい」
とはいえ、祖母は家が大好きです。
ショートステイの話をすると、もちろん最初は「家がいい」と言います。
そこは無理に「施設の方がいいでしょ」と説得するのではなく、
「みんなが会いに来るよ」
と今回泊まる理由を伝えました。
本人にとっては慣れた自宅が一番落ち着く。
その気持ちも分かります。
だからこそ、家族側の都合だけではなく、祖母にとっても「泊まってよかった」と思える時間になればいいなと思っています。
日数や費用はケアマネジャーさんに相談
ショートステイを何日利用するかは、自分たちだけでは決めませんでした。
わが家ではケアマネジャーさんに今回の事情をそのまま話し、
介護保険の範囲でどのくらい利用できそうか
他のデイサービスなどの利用との兼ね合いはどうなるか
保険の範囲を超えた場合、自己負担はどのくらいになりそうか
送迎を含めてどんな利用方法ができるか
などを確認しながら日数を決めました。
介護サービスの利用状況は家庭によって違うので、「こんな理由でショートステイを使ってもいいのかな」と迷った時も、まずはケアマネジャーさんに事情をそのまま相談してみるのが一番分かりやすいと感じています。
ショートステイは「限界になってから」だけのものではない
ショートステイは、介護をする人が疲れ切ってから利用する場所だけではありません。
本人の安全のため。
家族が少し休むため。
本人自身が気分転換をするため。
そして今回のわが家のように、家族みんなが無理なく会える時間をつくるため。
家庭によって、利用する理由は違っていいのだと思います。
「家で会うこと」にこだわるよりも、本人も家族も無理なく過ごせる方法を考えてみる。
それも、長く家族との時間を大切にしていくための一つの選択肢なのかもしれません。
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初めてショートステイを利用する時に困りやすい持ち物については、こちらの記事にまとめています。


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