高齢の祖母に宅配弁当を利用して分かったこと

生活補助

※この記事は私個人の体験を元に書いています。

市の配食サービスを週3回利用中

90代の祖母は独居。

これまで私が作った食事を持って行っていましたが、

  • 持参する手間
  • 祖母が「大事に食べて日が経つ→傷む心配」
  • 自分が用意すると栄養が偏る不安

こうした理由から、市が行う高齢者向け配食サービスを週3回お願いしています。

最初は「必ず安否確認します」との説明があり、安心材料のひとつでした。

市の配食サービスで感じたメリット

  • 管理栄養士監修で栄養バランスが整っている
  • 料金が比較的安い
  • 申込から開始までがスムーズ

ただし、課題も・・・

利用していく中で、次のような不便さも感じました。

  • ご飯の量を調整できない
  • いつの間にか「安否確認」がなくなり、 祖母がインターホンに気づかないと玄関先に置いていくだけに。
  • 夏場は要望して保冷ボックスに入れてもらえるようになったが、 こちらからお願いしない限り配慮が伝わらない。

市のサービスはありがたい反面、柔軟な対応が難しいのが現状です。

民間の宅配弁当サービスという選択肢

「味に飽きた」「もっと柔軟に対応してほしい」と感じたら、民間の宅配弁当サービスを併用するのも一つの方法です。

  • 契約や解約が自由
  • ご飯量・塩分・カロリー調整ができる
  • 配達日時や回数の変更がしやすい

宅配弁当サービス 例

ワタミの宅食:日替わり・週単位で注文可

宅配クック123:安否確認付きプランあり

まごころ弁当:糖質制限・ムース食など幅広いメニュー

ニチレイフーズダイレクト:冷凍弁当でストック向き

(ここにリンクを追加予定)

まずは試食して“味”と“量”を確かめよう

宅配弁当は栄養バランスや価格だけでなく、本人が「おいしい」と感じるかが一番大切。

多くの企業はお試しセットや初回割引を用意しているので、まずは家族と一緒に試食してみましょう。

  • ごはんの柔らかさ
  • 塩分や味付けの濃さ
  • 1食の量が足りるか

これを本人と家族が一緒に体験することで、

「これなら続けられる」と納得してから申込みができます。

我が家のまとめ

今は 市の配食サービス+冷凍弁当ストック で運用中。

民間サービスをうまく取り入れれば、

  • 家族の負担軽減
  • 味や量の自由度アップ
  • いざという時に切り替え可能

祖母も家族も安心して過ごせます。

食事は毎日のことだからこそ、少しの工夫で心の負担が大きく変わります。

祖母のように高齢で一人暮らしをしていると、家族が用意する側も、食べる本人も「今日どうしよう」と悩む日が出てきます。

市のサービスや民間の配食など、選べる仕組みをうまく使うことで、

結果的に毎日の暮らしが少しラクに、そして安心に。

無理せず、できることから取り入れていくのが一番だと思います。